【鯉沼's Special・vol-15】(02月04日発信)


<ザ・シナジー・ライブ2003>

鬼は外に出ました?
福は内に入って来ましたでしょうか?
昨日は節分。
めいっぱい豆蒔きをして、福を呼び込んで下さい。

さて、ヨーロッパ最大の音楽見本市MIDEMから戻ったビデオ
アーツ・ミュージックの海老根さんから、
ヨーロッパの最新情報メールをいただいたので、ご紹介します。


海老根さんからのメール
先程、ヨーロッパ出張から戻りました。
MIDEMという、まあ、国際音楽見本市(いやな言い方ですね)というもの
に出掛けたのが主な目的ではあったのですが、
そこで、
「LES VICTOIRES DU JAZZ 2003」というフランス
のジャズ・ディスク大賞の授賞式と演奏会に招かれて(うちがドレフュス・レ
ーベルを扱っているもので)行ってきました。
ウェイン・ショーターが「名誉の殿堂賞」のようなものをいただいて、
マーシャル・ソラルというピアニストとデュオで演奏も披露してくれたりした
のですが、
その中に「INTERNATIONAL ARTIST OF THE YE
AR」というのがあって、
それにE.S.Tが選ばれて演奏してくれました。
素晴らしかったです。
TV放映もあったりして、素晴らしいですよね。
まあ、グラミー賞のようにプレゼンターが出て来て発表もあるわけですが、
ドレフュスのアーティストも何人か授賞していました。
新人賞もありました。ピルクは新作の音を貰って来ました。

                         海老根

E.S.T.快進撃を続けてますね。
ますます来日が楽しみです。

さて、今回はユニバーサルミュージックの
ジャズ担当工藤浩巳さんから、
ポルトガルの矢野顕子、マリア・ジョアンの最新情報です。

●多彩な声色のエキセントリック・シンガー、マリア・ジョア ン
ジャズの枠には収まらない幅広いサウンドでポルトガルのみならず、ヨーロッ
パ全域で精力的に活動する注目の女性シンガーがマリア・ジョアンである。

マリアの活動歴は20年にもなり、
一貫してジャズを媒介にポルトガルのフォーク・ミュージックやブラジル音楽
などワールドミュージックを取り入れた柔軟な音楽性を追求してきた。

80年代前半から自己のトリオで活動、80年後半には日本人ピアニスト高瀬アキと共
演。
93年にマリオ・ラジーニャとパートナーシップを組み、以来6作のアルバムを
リリースする。

これまでジルベルト・ジル、レニーニ、マヌ・カッツェ、ディノ・サルーシ、
ラルフ・タウナー、ディノ・サルーシ、トリロク・グルトゥなど世界各国の多
彩なミュージシャンと共演してきた。

一聴してまず耳に飛び込むのはマリアのエキセントリックなヴォーカルだ。
鼻にかかったキュートな歌唱は、まさに矢野顕子のポルトガル版と言える。
その声のユニークさはビョークをも引き合いに出して語られるほど唯一無二なもの。
そしてマリオを中心にしたバッックのジャズ〜ワールドミュージックを包括し
たプレイが多面的な表情をつけ、
まさに国籍不明の未知のサウンドを展開している。
アーティスト写真ではエスニックなメイクや衣装で写っているマリア、ライヴ
でもそんなシアトリカルな一面を見せてくれるのだろうか。
ふたりの描き出すアンノウン・ワールドへの興味は尽きない。

そして来日直前、絶好のタイミングで彼らの新作が届いた。
『アンダーカヴァーズ』というこのアルバム、1曲を除いて全曲が他のアーテ
ィストのカヴァー曲から成り立っている。
取り上げたアーティストはビートルズ、U2、スティーヴィー・ワンダー、トム
・ウェイツ、ジョニ・ミッチェル、スティング、ビュークといったロック/ポ
ップスからアントニオ・カルロス・ジョビン、カエターノ・ヴェローゾ、レニ
ーニなどのブラジル音楽までこれまた多彩。

カヴァー・アルバムのアイデアは実に1995年から彼らが温めていたものだという。
自らが愛する曲ばかりを選んだというこの作品、
それぞれの曲がマリアとマリオによる短編小説と言えるストーリー性のある作
品に仕上がっている。
お馴染みのメロディーが二人の手によってどうアレンジされているか、ぜひ多
くの人に聴いていただきたい。
彼らはI´躯2月から5月にかけてポルトガルを中心にヨーロッパ・ツアー中。
満を持して日本へやってくる。

         ユニバーサルミュージック ジャズ本部
                  編成担当 工藤浩巳


本来ならThe Synergy Live2003情報はここで終る予定でしたが、締切り寸前に
ビッグ・ニュースが飛び込んで来たので、紹介します。
直接The Synergy Live2003に関係する話題ではありませんが、今回来日するピ
アニストたち全員が尊敬するキース・ジャレットについての速報です。

☆ キース・ジャレット、ポーラー音楽賞受賞!

キース・ジャレットがスウェーデン王立音楽アカデミーが主催する2003年
のポーラー音楽賞(POLAR MUSIC PRIZE)を受賞しました。

ポーラー音楽賞は、音楽の創造と向上に関する優れた業績を評価して、個人、
グループ、公共団体に与えられる、世界で最も
意味のある音楽賞として知られています。
受賞者は、ジャンルにとらわれることなく、クラシック、エスニック、ポピュ
ラー、現代音楽から幅広く選ばれます。
それは、ピエール・ブーレーズ、ラヴィ・シャンカール、カールハインツ・シ
ュトックハウゼン、ニコラウス・アーノンクール、ポール・マッカートニー、
スティービー・ワンダー、アイザック・スターン、ジョニ・ミッチェルなど、
過去の受賞者の名前を見ることでも分かります。

ピアニスト、作曲家、即興音楽の巨匠と言えるキース・ジャレットの、音楽の
世界に於ける幾つもの境界線を難なく乗り越える才能が今回の受賞理由として
掲げられました。
キースは5月12日、スウェーデンのベルワルドハーレンでの祝賀式典で、ス
ウェーデン国王カール16世グスタフ陛下から、直接賞を授けられ、100万
スウェーデンクローナ(約10万米ドル)が賞金として贈られます。

おめでとう、キース・ジャレット。

みなさまからのご質問、ご意見、ご感想など、お待ちしておりますので、どん
どんお寄せ下さい。
宛先はここです。
magazine@koinumamusic.com
では、次号もまたお会いしましょう。
The Synergy Live2003のご案内はタクオでした。

<ビル・フリゼール&ジ・インターコンチネンタルズ>
ビル・フリゼールの新着情報はありません。ニュー・アルバム『ジ・インターコン
チネンタルズ』の発売は4月9日、その前にラジオなどでかかる機会があればいいの
ですが、だとしても解禁日は今少し先のことになりそうですし…。それまでの間は、
できる限り何かしらジ・インターコンチネンタルズに関連する話をお伝えできたら、
と思います。

 以前、ニュー・アルバムにはアフリカのギタリストの曲が取り上げられている、と
お伝えしましたが、それは、ジ・インターコンチネンタルズの一員であるマリ出身の
シディキ・カマラ (percusion, vocal) がブリュッセルで共演している、やはりマリ
出身のベテラン・ミュージシャンBoubacar Traoreの曲です。

 マリ出身の二人のミュージシャン (あるいは彼らの音楽) とフリゼールの出会いの
経緯についてはわかりません。が、2000年にはフリゼールとBoubacar Traoreのちょ
っとしたライヴ共演があり、その後フリゼールが彼とのコラボレイトを望んでいたら
しいこと。そして2001年秋に、シディキ・カマラを擁するジ・インターコンチネンタ
ルズの前身ともいうべきインターコンチネンタル・カルテットのライヴ初演。また、
現時点でアルバム・クレジットの詳細は未到着ながら、入手した“音”のオープニン
グ曲がフリゼール作の<Boubacar>で、そのリプリーズともいえる小曲<Remember>
が最終曲であったこと。そうしたことから想像するに、Boubacar Traoreの存在はフ
リゼールの“インターコンチネンタル”なサウンド創作の大きなインピレーション源
だった…かもしれません。

次号の配信は2月10日を予定しています。f全曲が他のアーテ
ィストのカヴァー曲から成り立っている。
取り上げたアーティストはビートルズ、U2、スティーヴィー・ワンダー、トム
・ウェイツ、ジョニ・ミッチェル、スティング、ビュークといったロック/ポ
ップスからアントニオ・カルロス・ジョビン、カエターノ・ヴェローゾ、レニ
ーニなどのブラジル音楽までこれまた多彩。

カヴァー・アルバムのアイデアは実に1995年から彼らが温めていたものだという。
自らが愛する曲ばかりを選んだというこの作品、
それぞれの曲がマリアとマリオによる短編小説と言えるストーリー性のある作
品に仕上がっている。
お馴染みのメロディーが二人の手によってどうアレンジされているか、ぜひ多
くの人に聴いていただきたい。
彼らは2月から5月にかけてポルトガルを中心にヨーロッパ・ツアー中。
満を持して日本へやってくる。

         ユニバーサルミュージック ジャズ本部
                  編成担当 工藤浩巳


本来ならThe Synergy Live2003情報はここで終る予定でしたが、締切り寸前に
ビッグ・ニュースが飛び込んで来たので、紹介します。
直接The Synergy Live2003に関係する話題ではありませんが、今回来日するピ
アニストたち全員が尊敬するキース・ジャレットについての速報です。

☆ キース・ジャレット、ポーラー音楽賞受賞!

キース・ジャレットがスウェーデン王立音楽アカデミーが主催する2003年
のポーラー音楽賞(POLAR MUSIC PRIZE)を受賞しました。

ポーラー音楽賞は、音楽の創造と向上に関する優れた業績を評価して、個人、
グループ、公共団体に与えられる、世界で最も
意味のある音楽賞として知られています。
受賞者は、ジャンルにとらわれることなく、クラシック、エスニック、ポピュ
ラー、現代音楽から幅広く選ばれます。
それは、ピエール・ブーレーズ、ラヴィ・シャンカール、カールハインツ・シ
ュトックハウゼン、ニコラウス・アーノンクール、ポール・マッカートニー、
スティービー・ワンダー、アイザック・スターン、ジョニ・ミッチェルなど、
過去の受賞者の名前を見ることでも分かります。

ピアニスト、作曲家、即興音楽の巨匠と言えるキース・ジャレットの、音楽の
世界に於ける幾つもの境界線を難なく乗り越える才能が今回の受賞理由として
掲げられました。
キースは5月12日、スウェーデンのベルワルドハーレンでの祝賀式典で、ス
ウェーデン国王カール16世グスタフ陛下から、直接賞を授けられ、100万
スウェーデンクローナ(約10万米ドル)が賞金として贈られます。

おめでとう、キース・ジャレット。

みなさまからのご質問、ご意見、ご感想など、お待ちしておりますので、どん
どんお寄せ下さい。
宛先はここです。
magazine@koinumamusic.com
では、次号もまたお会いしましょう。
The Synergy Live2003のご案内はタクオでした。

<ビル・フリゼール&ジ・インターコンチネンタルズ>
ビル・フリゼールの新着情報はありません。ニュー・アルバム『ジ・インターコン
チネンタルズ』の発売は4月9日、その前にラジオなどでかかる機会があればいいの
ですが、だとしても解禁日は今少し先のことになりそうですし…。それまでの間は、
できる限り何かしらジ・インターコンチネンタルズに関連する話をお伝えできたら、
と思います。

 以前、ニュー・アルバムにはアフリカのギタリストの曲が取り上げられている、と
お伝えしましたが、それは、ジ・インターコンチネンタルズの一員であるマリ出身の
シディキ・カマラ (percusion, vocal) がブリュッセルで共演している、やはりマリ
出身のベテラン・ミュージシャンBoubacar Traoreの曲です。

 マリ出身の二人のミュージシャン (あるいは彼らの音楽) とフリゼールの出会いの
経緯についてはわかりません。が、2000年にはフリゼールとBoubacar Traoreのちょ
っとしたライヴ共演があり、その後フリゼールが彼とのコラボレイトを望んでいたら
しいこと。そして2001年秋に、シディキ・カマラを擁するジ・インターコンチネンタ
ルズの前身ともいうべきインターコンチネンタル・カルテットのライヴ初演。また、
現時点でアルバム・クレジットの詳細は未到着ながら、入手した“音”のオープニン
グ曲がフリゼール作の<Boubacar>で、そのリプリーズともいえる小曲<Remember>
が最終曲であったこと。そうしたことから想像するに、Boubacar Traoreの存在はフ
リゼールの“インターコンチネンタル”なサウンド創作の大きなインピレーション源
だった…かもしれません。

次号の配信は2月10日を予定しています。