【鯉沼's Special・vol-11】(01月07日発信)


新年明けましておめでとうございます。
いよいよザ・シナジー・ライブが今年開催されます。
少しずつ準備で忙しくなってきて、緊張感も増してきました。
新しい年を迎え、気持ちを引き締めて頑張って行きたいと思いま
すので、今年も何卒よろしくお願い致します。

鯉沼ミュージック 江森

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<ザ・シナジー・ライブ2003>

謹賀新年!
と言うにはもう遅いでしょうか。
七草がゆには間に合ったということで、御容赦下さい。
メルマガ、2週間ぶりの御無沙汰です。
クリスマス、年末、そして、お正月。
みなさまいかがお過ごしだったでしょう。

キース・ジャレット、パコ・デ・ルシア、綾戸智絵を始めとし
て、数々の斬新な音楽をお届けしている鯉沼ミュージックが、
今年最も力を入れるThe Synergy Live2003。
来日する各アーティストたちとのメールのやりとりも頻繁にな
り、スタッフの間では、徐々にこのイベントのイメージが固
まって来ました。

昨日、鯉沼ミュージックのウェブサイトには、
今回参加するただ一人の日本人ピアニスト石井彰さんの略歴が
アップしましたので、ご覧下さい。

http://www.koinumamusic.com/concert/synergy/artist/ishii.html


石井さんには、今回来日する五組のトリオの演奏を聞いてもら
い、コメントを頂きましたので、今回はそれをご紹介します。
マリア・ジョアン&マリオ・ラジーニヤは、ボーカル・ユニッ
トということで、今回は除きました。


・アントニオ・ファラオについて。

現代のアメリカの主流派、例えばハンコック以降のケニー・
カークランドなんかに通じるコンセプトを持った人だね。
とてもオーソドックスで、ヨーロッパの香りは希薄だ。
アメリカに憧れを持っているんじゃないかな。
しかし、超巧いピアニストだね。
ピアノを鳴らしきるテクニックがほんとに見事だ。

・ナタリー・ロリエについて。

さっきのファラオの音は硬質だったけれど、
この人は、しっとりしたタッチと音色が持ち味だね。
好きだな〜、このタッチは。
女性なんですか。へえ〜、ベルギー人なんですか。
その国の気候や風土で、演奏者のタッチが硬質になったり柔ら
かくなったりするからね。
同じヨーロッパのピアニストでも随分違うもんだ。


・トリオ・トウケアット

いいね〜。アメリカ人には全くない発想の演奏だね、これは。
ヨーロッパならでは。民族音楽の香りもするしね。
これは好きだな〜。発想も曲想も面白い。
アメリカに対する憧れとかコンプレックスを何も感じさせない
ところも凄いしね。
ピアニストとしてどうのこうのと言うよりも、
一人のリスナーになって聞いてみたい気にさせるね、彼らは。


・ミッシェル・ピルク

あ、天才です、この人。アイデアが凄い。
どういうところからインスピレーションを得ているんだろう。
同業者として尊敬しますね、この人には。
ジャズの歴史や根っこ、例えばエリントンとかモンク。
その根本の部分がしっかり分かった上で、何でもOkみたいな
懐の深さ。独自の世界があるんだ。
同じ日にステージに立てるのが嬉しいし、楽しみだな。


・スヴェンソン・トリオ

この人の名前は知ってます。
昔にくらべると随分ポップになっているみたい。
今風のかっこ良さを感じるね。
昔、どこかのジャズ・クラブで飲んでいる時にかかって、
これ誰ですかって聞いてメモしたことがあるので、
憶えているんです。
ぼくが知っているくらだから随分活躍しているってことだね。


でもThe Synergy Live2003は楽しみだね。
これだけ個性的なピアニストが一同に集まるのは凄い。
みんな素晴らしい才能の持ち主だから、
ぼくはどうやって自分を表現しようかな。


という石井さんのコメントでした。

みなさまからのご質問や、ご意見、ご感想など、お待ちしてお
りますので、どんどんお寄せ下さい。
宛先はここです。
magazine@koinumamusic.com

では、次号もまたお会いしましょう。
The Synergy Live2003のご案内はタクオでした。

<ビル・フリゼール>

 明けましておめでとうございます。新年初の“ビル・フリゼー
ル通信”です。
 昨年12月16日配信号で、2003年のフリゼールの仕事始めはサン
フランシスコMOMAでの858カルテット (Bill Frisell's 858 Quar
tet) 公演であるとお知らせしましたが、翌12日にはカリフォル
ニアのサンタ・バーバラでデイヴィッド・ピルチ(bass) と
のデュオ。そして1月18日にはフリゼールの本拠地シアトルでも
、ジェニー・シャインマン (violn)、エイヴィン・カン (viola)
、ハンク・ロバーツ (cello) らとの異色の858カルテットは演奏
するようです。
 フリゼールのHPで発表されたスケジュールを見ると、2〜4月
をおいて5月以降、様々なライヴ/ツアーが予定されていて、ヴ
ィクター・クラウス (bass) &ケニー・ウォールスン (drums)、
あるいはトニー・シアー (bass) &ケニー・ウォールスンと
の自身の二つのトリオでの公演があり、ジョー・ロヴァーノと共
に参加するポール・モチアンのトリオでのライヴもあれば、6〜
7月と9〜10月にはドイツで行なわれるアート・フェスティヴァ
ルの音楽プロジェクトでスザンヌ・ヴェガやヴァン・ダイク
・パークスらとコラボレイト…といった予定もあるようです。
 しかし現在、何といっても待たれるのが“インターコンチネン
タルズ”で録音したフリゼールのニュー・アルバムの登場です。
アルバム・タイトルやリリース日などの確かなインフォメーショ
ンが知らされるのも、もうすぐでしょう。なぜ“インターコンチ
ネンタルズ”なのかは一聴すればわかる、最注目のギタリストが
斬新な編成のニュー・グループでソロ・デビュー20周年に見せる
新境地! ニュー・アルバムを携えての“Bill Frisell & the I
ntercontinentals”ライヴ・パフォーマンスは、6月の
香港公演、7月後半のヨーロッパ・ツアーに先駆け、5月1日 
(木) サントリーホール (大ホール) で初演されます!

次号の配信は2003年1月14日を予定しています。