会社概要
会社名:株式会社鯉沼ミュージック
 鯉沼ミュージックは1970年に設立(当初の社名はあいミュージック、1982年に改名)、その初期にはアーティスト・マネージメント(菊地雅章、渡辺貞夫、日野晧正ら)もすると共に、国内外アーティストのコンサートのプロデュースとプロモートを30年以上に渡って行なってきました。
 1970年代にはセシル・テイラー、ドン・チェリー、アート・アンサンブル・オブ・シカゴの初来日を実現し、マッコイ・タイナーやジャッキー・マクリーンの彼ら自身の名を冠した初めてのコンサートも行ないました。そして80年代に入って以降も、パット・メセニー・グループやマイルス・デイヴィス、サド・ジョーンズ指揮するカウント・ベイシー・オーケストラらのコンサートを行なうと共に、アストル・ピアソラやカーラ・ブレイの初来日公演を実現し、ヤン・ガルバレクやビル・フリゼールらの彼ら自身のグループのコンサートも敢行。弊社は音楽界と時代の流れを見据え、時流に惑わされることのない音楽を追求している本物のアーティストたちの音楽を届けてきました。
 中でもキース・ジャレットは1974年の初来日以来すべての日本公演を私どもが行なっており、ソロ、トリオ、カルッテット(中には日本武道館でのソロ公演も、北欧アーティストのカルテット”ビロンギング”での公演も含む)他、彼とのコミュニケーションによって様々な試みを行なってきました。2002年秋に150回記念ソロ・ピアノ公演を行なった以降も、彼とのコラボレーションは現在に至るまでつづいています。また“ライブ・アンダー・ザ・スカイ”(1977-92)と“トーキョー・ミュージック・ジョイ”(1985-91)----二つのフェスティヴァルの企画・制作を通しても様々な特別プログロムを届けてきました。
「日本で本格的な野外フェスティヴァルを!」というコンセプトのもとスタートした“ライブ・アンダー・ザ・スカイ”は、V.S.O.P. クインテットが出演した第1回(東京4日連続公演)から回を重ねるごとに出演者の顔ぶれも多彩になると共に規模も大きくなり、地方公演も含め十数回のものになり、香港公演も行なうなどして海外の注目を集めることにもなりました。
 屋外大会場での“ライブ・アンダー・ザ・スカイ”とはまた異なる別の角度から音楽を見つめたのが“トーキョー・ミュージック・ジョイ”。その中でキース・ジャレットは、新日本フィルハーモニーやチック・コリアらとの共演でW.A. モーツァルト他のクラシック作品を演奏しました。その他、日本が世界に誇る作曲家、武満徹の作品にスポットをあてた公演、ジョージ・ラッセル& リビングタイム・オーケストラ、デューイ・レッドマンらを擁すチャーリー・ヘイデン・リベレーション・ミュージック・オーケストラのパフォーマンス、レ・バレエ・ジャズ・ド・モントリオールとパット・メセニーとの共演、そしてフィリピンの民族音楽学者であり作曲家であるホセ・マセダが指揮するフィリピンや東南アジアに根ざした音楽と舞踏のパフォーマンスなどなど、それまで日本では観聴することができなかった音楽を人々に届けてきたと自負しております。
 新世紀を迎え、鯉沼ミュージックは、「音楽が好き」という初期衝動を忘れることなく確かな姿勢と広い視野に持ち、これまでと変わることなく“高質な音楽”を求めて、より多くの人々と共に楽しんでいきたいと思っています。